ChipCard since May 1995
ChipCard Concept Comes From Idea of BitMap Family Syndicate
ChipCardは、最近流行の兆しにある、PalmPilotやREXと同じ、単体ではその能力を100%発揮出来ないPC Companionのパイオニアです。重さたった37グラムのPCMCIAタイプUのサイズは今でも超新鮮です。残念ながら、多少多くの押しにくいキートップが余分でした。デザインも斬新で、カラーも6色もあるという遊び心満開で楽しい製品でした。最近は日本の多くのメーカーから、こんな楽しい製品が出ないのがちょっと残念です。

ChipCardは、エプソン社の8ビットCPUを採用し、現在でも世界最小最軽量のプログラミング可能なポケットコンピュータです。全盛時にはPC/AT互換機の組立てやプログラミングに飽きた達人達が多くの素晴らしいフリーウエアを開発していました。

ChipCardのコンセプトは、その後、タイプVサイズの「IBM VW−200」に受け継がれ、変わった所では、あまり知る人もいないが、日本IBM社のバーコードスキャナー「BS−500」等に応用された。現場でスキャンしたデータをそのままカバーを外すだけで、モービルPCのPCMCIAスロットに挿し込んで転送出来るのだ。


チップカードのコンセプトはその後、日本IBM社以外の製品にも続々と採用され、現在では、京セラのPHS携帯電話機「DataScope DS−110」やアステル社の「PHS PDA携帯電話 AI−15」、NTT DoCoMo社のポケベルである「インフォネクスト21」等に受け継がれています。最近では米国のローロデックス社より「REX」とい名前の初代チップカードのそっくりさんが、パームパイロットでお馴染みになった「流行のSYNC技術」を活用して、PIMの老舗である「サイドキック」と同期連携するハードウエアとして発表・出荷され始めました。1995年に発表されたチップカードのコンセプトは、今も世界各地で新しいアイデアを生み出し続けています。

チップカードのコンセプトは1997年末に米国でも花開きました。今度は、各国語の会話電子手帳で有名な米国フランクリン社が丁度、日本IBM社の初代チップカードTC−100のボディーに第2世代のVW−200のスクリーンを搭載したようななかなか素晴らしい新種「REX」を発表出荷開始しました。グラフィックスは詳細で素晴らしく、パソコンとのリンクソフトもサイドキックで有名なスターフィッシュ社のものを使用しています。リンクの方法を最近流行のパームパイロットに対抗して「True Sync」と称していますが、こちらはPCからのダウンロード・オンリーなので本当の意味の「シンクロナイズ」ではありません。しかし、全く単体では何も入力出来ないという「割り切り型」のWearable PDA「REX」は意外と使い良いモノです。日本のシチズン社が開発製造しているようです。1995年に発表されたチップカードのコンセプトは、今も世界各地で新しいアイデアや商品を生み出し続けています。